うるしの國・浄法寺 (漆塗釦4つ穴)ご紹介

浄法寺漆 (漆塗釦4つ穴)

昨日で、東日本大地震から10年が経ち

いろいろな普通が変化していき、変化するのが普通

環境の変化に対応せよと考えさせられました。

震災の年に今の場所へガレイを移転し、開店準備を進めてる最中の大地震

再度準備作業をしいられなんとか開店し、今年で30年を迎えることができました。

これもひとえに、皆様のご支援とご指導の賜物と、心から感謝申し上げます。

いろいろなご縁をいただきまして、その中でも地元岩手から日本一を誇る漆の産地

岩手県二戸市浄法寺(じょうぼうじ)浄法寺漆

→ うるしの國・浄法寺

令和2年12月、漆掻き技術がユネスコ無形文化遺産に認定されました。

しかしながら人口減少や少子高齢化が進んでおり、貴重な漆文化を支える後継者の不足に

少しでもお役に立てたらと思っております。

その浄法寺漆塗釦 からスーツにむけた4つ穴のスーツ用ボタンが仕上がってまいりました。

 
画像大きい釦は、ジャケット、スーツなどの前用の釦です。

同じく小さい釦は、袖用のボタンのサイズになります。

前回、足付きの漆塗りボタンでは、クリーニング時に取り外しなど考慮し足付きの漆塗釦でしたが、

クリーニングの際に漆塗釦の検証を行い、縫い付けたままでもヒビ割れ、色落ち、欠けが起きず漆塗釦を

付けたままできる事がわかりました。

(*お出しするクリーニング店さんにより、設定されているマシーン・中温度から高温度 /

・高温度から高温度など違いがありますのでご相談ください。)その他お問い合わせください。